「海」や「永遠の若大将」などのイメージがあり、日本におけるシンガーソングライターの第一人者、「君といつまでも」などの特大ヒットなどを生み出した加山雄三さん。
どんな世代からも知名度がある加山雄三さんですが、最近メディアで目にしない日が多いと感じている方も多いようです。
この記事では、
加山雄三さんの現在の活動は?
結婚はしている?
メディアから消えた理由は?
などについてまとめていきます!
2024年現在の加山雄三の活動や画像は?
加山雄三さんは現在86歳。
タレント業の他、アーティストとして活動を続けています。
ラジオ
文化放送 地上波番組「くにまる食堂」に不定期で出演。
その中で、人生100年時代を生きるリスナーを応援する加山雄三プロジェクト「俺は100歳まで生きると決めた」が繰り広げられています。
その一環として、podcastで毎週火曜日「加山雄三 俺は100歳まで生きると決めた」がレギュラーとして配信。
また、加山雄三さんの誕生日、2024年4月11日には書籍「俺は100歳まで生きると決めた」が出版されます。
ふり返ると、俺の全盛期は70代だった。コンサートで歌ったり、テレビ番組であちこち歩き回ったり。その延長線上に今の元気な暮らしがある。そんな俺の70代とそれまでの歩み、そして80代になった現在、さらに未来について、この本で話していこうと思う。 (新潮社リリースより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000412.000007381.html
加山雄三さんの人生が詰まっていて、かつ、これからを1冊の本で知る事ができそうですね。
アーティスト
「KAYAMA YUZO GINZA GALLERY」が銀座で2024年の4月まで2年間限定でオープンしています。
加山雄三さんが長年描いてきた絵画や所蔵するギターを見ることが出来るそうです。
小さい頃からの作品や、名曲が生まれた実際のピアノやギターを目にする事が出来るとは驚きですね!
加山雄三さんの歴史を身をもって感じる良い機会となりそうです。
受賞
2023年には第31回橋田賞受賞式で「橋田賞特別賞」を受賞しました。
放送文化の発展に貢献し、常に新しいものを追い続ける若大将の姿が、若い世代からも尊敬されていることが評価されたそうです。
また、日本アカデミー賞協会より第名貢献と顕著な実績を残した映画人を讃える「会長功労賞」を受賞しています。
長年の活躍ぶりが評価され、その姿は若い世代からおじいちゃんおばあちゃんまで勇気や元気を与えているようです。
加山雄三はいつ頃からメディアで見なくなった?
加山雄三さんは2022年頃からテレビ出演が減り、メディアで姿を見る機会が減りました。
それまでは紅白歌合戦や24時間テレビ等、毎年と言って良いほど出演し、素晴らしい歌声を披露してくれていた加山雄三さん。
また、CMやドラマ、情報番組等へも出演し、その演技力や暖かい雰囲気が、様々なメディアで引っ張りだこでした。
一体なぜ2022年以降、メディア出演を控えるようになったのでしょうか。
加山雄三が消えた理由は?
加山雄三さんが消えたと言われる理由は、「コンサート活動からの勇退」であると言えるでしょう。
2022年6月にコンサート活動からの引退を発表。
8月には毎年恒例であった24時間テレビでの谷内との「サライ」などの歌唱もラストステージとなりました。
24時間テレビの定番として、長く全世代から愛されていただけに、この引退には悲しむ声も多かったのではないでしょうか。
9月には東京有楽町の東京国際フォーラムで「加山雄三ラストショー 〜永遠の若大将〜」が開催。
通常のコンサートとしては、この公演がラストステージでした。
ファンの方々にとってかけがえの無い大切な時間になったようです。名残惜しさも感じられますね。
加山雄三は病気を患っていた
引退に至った詳しい経緯としては、本人の口から語られています。
19年11月に軽度の脳梗塞、20年8月には誤嚥(ごえん)に伴う激しいせき込みが原因による小脳出血と、80歳を越えて初の大病を続けて患ったこともあり、「まだ歌えるうちにやめたい」と決断した。コンサート活動から引退する理由について、自分の納得いく声が出なくなったことを挙げた加山。85歳を迎えた頃から思うように高音が出なくなったといい、「声帯も皮膚の一部で筋肉の一部だから、筋肉の力がだんだんなくなってくる。昔は歌えば歌うほど良くなったけど、今は歌えば歌うほど声がガビガビになる。相当な努力をしてもダメなものはダメだって思うようになって。これは限度かもしれないな(と思った)」と明かした。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/12/30/kiji/20221230s00041000447000c.html#:~:text=19年11月に,続けていく意向という%E3%80%82
2020年に罹患した小脳出血後には、運動障害や言語障害などもあったそうです。
歌手としては致命的な、呂律の周りにくさも目立っていたようで、その時の衝撃は計り知れません。
借金ができて仕事がなくなったときも、歌や俳優の仕事をやめようと思ったことはなかったな。今と未来は全部一直線上でつながっていて、今が良くなれば未来が良くなるといつも思っている。だから目の前のことを一生懸命にやることが大事なんだ。そうすれば未来も必ず良くなる。やる気さえあったら絶対に大丈夫だと。そういう確信はずっと持っていた
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リハビリで症状は改善し、コンサートなども無事終えたようです。
加山雄三さんの持つ信念が苦しい時も背中を押し、リハビリにも負けずに取り組むことができたのでは無いでしょうか。
今までと変わらない姿を見れたのは、加山雄三さんの並々ならぬ努力の賜物と言えそうですね。
何歳になっても背中で見せる姿は、若い世代からも支持を得る理由の一つかもしれませんね。
加山雄三は現在結婚しているの?
加山雄三さんは結婚されています。
1970年、女優の松本めぐみさんと結婚されています。
1965年、映画「エレキの若女将」の共演が2人の出会いになったようです。
加山雄三さんは、今まで自身が持つクルーザーには「女性は船酔いするから」と言う理由で、招待しなかったそうです。
しかし、初めて松本めぐみさんを招待し、悠々と編み物をする姿に加山雄三さんは一目惚れ。
交際までどのように発展したかは不明ですが、交際に発展し結婚に至っています。
1970年9月4日にアメリカのロサンゼルスで結婚式を挙げ、その後新婚旅行はアリゾナへ行ったそうです。
その間、加山雄三さんは神奈川県の茅ヶ崎市でご家族で経営されていた「パシフィックホテル茅ヶ崎」の倒産があり、最終的には負債は17億円になりました。
「その頃ね、卵1つを分け合って加山さんとめぐみさんがお茶わん1つのご飯を食べていた時期もあった」と紹介した。さらに「その時に、めぐみさんが独身時代から貯めていたお金で、加山さんに中古のピアノをプレゼントしたんです」と続けた。
「最初、ひどい目に遭った時、逃げたんだよ俺。アメリカ行っちゃったんだよ」と告白。「向こうで生きていこうと思えば生きられないことはないと思ったんだけども、やっぱりそのまんまにしてたら自分の心に空洞ができちゃって。ちょっとこれはなんとかしなきゃいけないんだなと思って、自分で日本に帰って来てさ。そしたら物凄い新聞記者に囲まれちゃってさ、結婚して帰って来たから。びっくり仰天しちゃって大変な記者会見になったけどさ」と振り返った。
「中で支えになったのが今のカミさんなんだなこれが。いいところあるんだよ」としみじみと話した。
「とにかく頭上がんないね」とも語り、ピアノを買ってもらった際には「俺なんか涙流したね」と加山。めぐみさんは「あんた、歌歌ってね、音楽作ったりするのに楽器がなかったら生きていかれないでしょ。大変じゃない。あたしがなけなしの財布でこれ買ってあげるから」と話したとした。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/09/18/kiji/20230918s00041000284000c.html#:~:text=%E5%8A%A0%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%A6%BB%E3%81%AF%E5%85%83,%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%8D%E3%81%A8%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
今の加山さんからは想像がつかないようなエピソードですが、奥様と助け合い支え合う様子はとても素敵ですね。
そんなお二人ですが、2014年に「卒婚宣言」が話題となっています。
その背景にはアメリカの「グリーンカード(米国永住権)」が影響しているようです。
アーティストで世界で活躍されている加山さんは仕事があるため問題ない一方、松本さんは無職であり収入源がないため、グリーンカードを維持するためには一年の内半年以上のアメリカ滞在が必要だと言うことです。
そのため、メディアに「卒婚」と報道されるに至ったようです。
現在は、2019年の11月に軽い脳梗塞で緊急入院し、その後は奥様は帰国。現在は自立型ケアハウスに2人で入所しているそうです。
「転居は入院前から決めていたことで、『終の棲家』として選択したそうです。都心に近いタワマン型の超高級物件で、一流ホテル並みの食事や掃除、洗濯といった生活サービスを受けることができます。入居時に15年分の家賃約1億円を一括で支払い、それ以外に毎月管理費と食費で1人あたり約30万円かかります。加山さんにとっては、めぐみさんへの恩返しなんでしょう」
https://www.news-postseven.com/archives/20220914_1793229.html/2
病気をする前から入所はお二人で決めていたそうですが、最後まで自分たちの生活に責任を持血、将来を見据えた有名な方のこのような行動は、世間の方の背中を押すきっかけにもなりそうですね。
2022年に夫婦で出演した「徹子の部屋」では、このように語っています。
加山は「(夫婦生活は)いろいろなことはありましたね。本当に迷惑をかけたと思うんです。1つ1つ乗り越えてくれて、支えてくれて、こんな人いませんよ。それこそ、さばくの中でピンを見付けたようなもの。絶対にあり得ないことですからね」と感謝しきり。めぐみさんも「もう本当にいろいろなことがございましたけど“この人で良かったな”と私も思います」と応じた。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/06/kiji/20220906s00041000371000c.html#goog_rewarded
お互いが信頼し合い、感謝している事が言葉からも分かりますね。目標にしたい夫婦像ですね。
加山雄三が今後メディアで活躍する可能性は?
今後メディアで活躍する可能性は十分にあると言えるでしょう。
2022年に開催された「加山雄三ラストショー〜永遠の若大将〜」でこのように語っています。
「家で戸棚を開けたら、山ほど積んであった古いテープが落ちてきて”聴いてくれ”と言わんばかりに、オープンリールにかけたら、聴いたことのない曲が•••全部昔(自分が)作ったんだね。いい曲があるんだよ。聴いたらびっくりしますよ。いつか、ちゃんと詞をつけて歌にしたら、レコードにしようと思う。ぜひ楽しみにしといてほしい」
https://news.ntv.co.jp/category/culture/42de847ed36e467596558d706f41b801
コンサートは引退されていますが、歌手としての制作などには今も力を入れているようです。
また、料理や絵画など多彩な一面を見せており、100歳まで生きると本にもしておられることから、まだまだ現役で活躍することでしょう。
まとめ
加山雄三さんは現在本の出版や、作品の展示、ラジオなど多方面で活躍していることがわかりました。
消えたと言われた理由の背景には、コンサート活動からの勇退があり、定番であった24時間テレビの出演を卒業しています。
また、女優の松本めぐみさんと結婚しており、現在はお二人でケアハウスへ入所しているようです。
楽曲制作は続けており、絵画や料理など多彩な姿も見られることから、今後もメディアでの活躍を期待したいですね。
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